2018年05月27日

南雲先生のお答え

ナグモクリニックのホームページの相談窓口(今は電話のようです)から南雲吉則先生に質問すると、すぐに返信がありました。(2016年10月ごろの話です。)

さて、私の主治医である大病院のA先生は、手術も上手と評判だし、説明も的確でわかり易く、何しろ人柄が陽気で誠実で正直そうで私は全面的に信頼しています。
ですので現実の私の行動としては、迷うことなくA先生に手術をしてもらってその後の治療方針もA先生に従うつもりでしたし、実際そういうふうにして今まで(2016年~現在は2018年5月。これからもです)来ています。今のところ再発も転移もなく、A先生には感謝の日々です。

しかし、しこりが大きく(画像上では3㎝)、乳輪部に近い位置にあり、手術前の一般的な説明で「断端陽性の場合もたまにある」ということを聞く中で、web上の乳腺外科医の話も聞けるものなら聞いておきたいと2016年10月、手術が終了し退院して病理結果待ちの私は思いました。

では、南雲先生からの返信を書きます。
南雲先生は、web上での質問に丁寧に返信してくれました。

(わかりやすいように青字は南雲先生、黒字(>)は私の質問、にしました。)
(ここから)

メール拝見しました
ナグモクリニック南雲吉則です
乳がんと診断されさぞご不安でしょう。

> 南雲先生に質問したいのは、
> ①断端陽性だった場合、放射線でよいと思いますか。

温存手術は断端陰性でも放射線をかけなければ局所再発率38%
かけても14%で
全摘の3−7%よりも高いです

ましてや断端陽性ならその3倍と予測されます

> ②全摘にしていただいた方が良いと思いますか。

私はそう思います
特にいま変形があるなら皮下乳腺全摘、同時再建をお勧めします。

小さな傷から乳腺を全部取って、筋肉の下にシリコンを入れます。
その際には腋窩の郭清をして
他にリンパ節転移がなければホルモン療法だけという選択もできるでしょう

もしセカンドオピニオンご希望のときは病理結果のコピーをもらって
ナグモクリニック東京にお電話ください

(ここまで)

私は、このメールを見て、高校生(大学生?)のころ、南雲先生のおとうさまに顔(鼻)の美醜のことで質問票を送ったことを思い出していました。
そのときは、まだメールもインターネットもありませんので、お手紙(たぶん先生の直筆)の返事が来ました。
そこにはこういうふうなことが簡潔に書いてありました。
「(鼻を)見ていないので何とも言えません。希望があるなら当院を受診してください」

そうです。
いくらネットや手紙でやり取りしていても、実際の患部を診てみないことには個々のことは言えないわけです。
南雲先生親子には、ネットや手紙でできる最大限の誠実な対応を時を越えてしてくださったのだなと感じます。

さて2016年10月。私は南雲吉則先生が、数字をあげて再発率や具体的な提案をしてくださったことに非常に感激し感謝しました。

なお、その後、私は恐れていた断端陽性となり、再手術になりました。
が、やはり主治医のA先生にお願いしました。
なぜなら、誰が見ても丸だと思っていた私の癌は〇から糸のような尾っぽ(?)が出ており、それで断端陽性になってしまったからです。目では全然見えません。A先生のせいじゃないことは、一目瞭然でした。

また、
南雲先生についてはBECやCCN(私は認定者)でお世話になっているキャンサーネットジャパン(CNJ)の創設者のお一人であり、温存についてのご理解も充分ある先生だと思ってはいますが、南雲先生のナグモクリニックは再建を得意とされているので、全摘をすすめがちなのかもな、という予想は当然していました。

なお、キャンサーネットジャパンの件のページには、南雲吉則先生について、このように書かれています。
(ここから引用)

創設者(2011年度退任)南雲 吉則は、CNJ設立当初の1990年代「乳がんを治すのだから、乳房を失う事(全摘になる)はしかたない」と多くの患者が言われる中、既に欧米で報告され標準化しつつあった乳房温存術について情熱を傾ける医師として(以下略)

(ここまで)
ほう。そうすると、南雲先生はどっちかというとそのころは温存派だったのだなあ、と思ったことでした。



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2018年05月26日

ナグモ先生にも聞いてみた(番外編)

2016年9月に組織診をして乳癌という診断が確定し、手術待ちのころ、乳がんプラザの田澤篤先生(江戸川病院)に質問をしました。
そして、10月に私の行っている大病院の主治医のA先生に手術をしてもらいました。
さて、田澤先生は、多い時は一日に5件ほども手術をされるようですが、
A先生も、沢山手術されていると思います。
私の行っている大病院を新聞社刊の『病院の実力2017』とか『いい病院2017』とかで見てみると、
乳腺外科にかかっている人は非常に数多いのに、乳腺外科医が3人しかいないことに驚かされます。

で、田澤先生は常々、「海の近くの大病院」の手術のことを揶揄(?)していらっしゃるようにお見受けするのですが、その理由は、
「乳腺外科医の数が多すぎて、手術の腕が磨けないのではないか」
ということのように感じます。
それでいけば、A先生たちは、物凄い数をこなしているので、手術も上手です。
院内患者サロンで知り合った人同士が、どんな感じなのか傷を見せ合うことがあるようですが、みんなきれいで安心するようです。(私は見せあったことがないので、聞いた話です。)

というわけで、A先生の診断にも手術にも私は満足しているのですが、やはり「温存+放射線」と「全摘」に関して、セカンドオピニオンとまでは行かなくても誰か専門家の意見は聞けるもんなら聞いてみたいというのが乙女心なわけです。

で、私は手術後、病理診断待ちのとき、ネットでナグモクリニックも質問を受け付けているのを発見し、質問してみることにしました。

さて、その話に行く前に、ナグモクリニックには思い出がありまして、それをカミングアウトすることにします。
(もうすぐ死んじゃうと思うと、色々書き残しておきたい(笑))

中高大生のころのことです。
私はそのころ、とても太っていて、太っている人の常として、
『自分は水を飲んでも太る』
と思いこんでいました。
そして、「ダイエット」の本をお小遣いで買っているうちに、気付いたら段ボールいっぱいにダイエットの本がある状態になっていました。
鈴木その子さんのご飯ダイエット(『痩せたい人は食べなさい』)から、通信販売で購入したプロテインを飲む赤い本(『あなたは永久に肥満から解消される』)まで、いろいろ買いました。ミス日本の和田式の本もあり、日航機事故でご子息の和田浩太郎先生が亡くなったときは衝撃を受けたものです。

で、ナグモクリニックの南雲吉則先生のお父さんの南雲吉和先生の本もその中にあったのです。
今のナグモクリニックはバスト専門のクリニックですが、お父さんの南雲吉和先生は生粋(?)の美容外科医だったのです。
本にはダイエットのことも書いてあったけれど、主に美容外科のことが書いてありました。そしてその本の最後には、
「どうぞ質問してください」
とあり、質問票が入っていて、お父さんの方の南雲先生の病院の住所が載っていたのです。

でですねえ、中高大生の私は、お父さんの南雲先生に、その質問票を使ってお手紙を書いたんですよ!!
内容は、
「私は、太っていて目が細くて一重なので、二重にしたいです。でも、目のことは許せます。
許せなくてほんとに悩んでいるのは、鼻なんです。
夜寝るときに、オルコットの『若草物語』の四女エイミーのように、洗濯ばさみで鼻をつまんで寝てみたのですが、赤いあざになってしまいました。
どうすればよいでしょうか。何か方法はありますか」
みたいなことを長々と書きました。。。。。。

そして、返事が来たんです。

※この記事の「本」は、これら☟のことです。
『痩せたい人は食べなさい』(鈴木その子著)
ayasetai1.pngayasetai2.png

『すらりと美しくなる本』(和田静郎著)
awada1.jpg

『あなたは永久に肥満から解放される』(L.M.メルチング・S.アイゼンバーグ
anataha1.jpganataha3.jpg
anataha2.png
↑この本は百科事典ぐらいの大きさの大きくて重いハードカバーの本です。

南雲吉和先生の本は、画像が無いのですが、
『人に知られずに美しくなる法』1985年初版(南雲 吉和著)
あるいは、
『美容整形 いけない手術とよい手術』1972年初版(南雲 吉和著)
です。
上記なら大学生のころ、下なら中高生のころ、のことになります・・・・




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2018年05月24日

ご回答の意味を再考してみた

2016年9月に乳癌が確定し、大きなしこり(3㎝)にもかかわらず、画像診断から主治医のA先生は、
「部分切除(温存)でいける」
とおっしゃって、全身麻酔で温存手術をすることになりました。

しかし、他の病気(原発性アルドステロン症)で定期的にかかっていた内科クリニックのk先生は、
「まずは命を優先するように。自分の身内だったら、全摘を勧める」
とおっしゃっていました。(k先生は画像を見たわけではなく、一般的な話として言いました。)

実は私は、しこりの大きさもさることながら、しこりの場所のことも気になっていました。
私のしこりは、左胸のDの位置にありました。

Dというのは、乳房の「外側下部」ということです。
この図の☆印のあたりに私の癌はありました。(この図は右胸ですが)。
nyuugannde.png
つまり、私の癌は、乳輪ギリギリの位置にあったのです。

ですので、余裕を持ったマージン(余白)をつけて切り取るなら乳輪も乳頭もアウトであろうと予想できました。
であるなら、部分切除で放射線をかけるなら、全摘で放射線無しの方が良いのではないか。
そんなふうにも思えました。

そして、他の乳腺外科の先生のご意見もお聞きしたいと思って、「乳がんプラザ」の田澤先生に質問したのです。
で、そのお答えの意味を、今一度考えてみたいと思います。
(私が2016年9月に感じたように、田澤先生のご意見も「全摘」寄りなのかもしれないな、と思えてきました。)

お答え(ここから)

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「田澤先生も温存になさいますか、それとも全摘になさいますか」
⇒物事はシンプルに考えましょう。

 「温存か全摘か?」というのは
 ①MRIを含めた拡がり診断から、(温存した場合の)整容性が保たれるか?
 ②患者さん自身が「温存を希望するのか?」

 この2点できまります。その他の条件(サブタイプもステージも何ら関係ありません)

 と、いうことで…
 (画像診断上で温存が可能との判断があるようなので)「温存もできますよ」と提案はします。
 ♯最終的に、(術後の放射線照射が必要である事などを含め)ご本人が決めることなのです。

○ちなみにKi67=20%は「そもそもルミナールA」だと思います。


(ここまで)

①MRIを含めた拡がり診断から、(温存した場合の)整容性が保たれるか?

「整容性」というのは、おっぱいの形、ということだと思います。
温存というのは、おっぱいの一部分をくりぬいたりして縫い合わせるわけなので、整容性が保たれなければいびつな形になる、ということなのでしょう。

で、田澤先生は、

(画像診断上で温存が可能との判断があるようなので)「温存もできますよ」と提案はします。
 とお書きになっていますが、私は

提案はします。

の「提案は」の「は」に、田澤先生の真意を感じたわけです。

「提案はしますけど、そして最終的には患者が決めることですがね」
というふうに受け止めたのです。

さて私は、主治医のA先生をとても信頼しています。
そして、実際に画像を見たり、視診触診して診断してくださっているのはA先生です。

私はA先生に、手術する前に、
「手術してみた感じで、全摘がよさそうなら、ためらわずに全摘にしてください。覚悟しています」
と言いました。
先生は、
「わかりました」
とにっこりしておっしゃいました。(←1年半前のことなので、ちょっと忘れちゃったけどニュアンス的にはA先生は肯定的に了解してくれたという感じで間違いないと思います)

あ、そうそう。
A先生が、
「ルミナルBだろうけど、ルミナルAの治療をします」とおっしゃったと私が言ったことを受けて、田澤先生が、
○ちなみにKi67=20%は「そもそもルミナールA」だと思います。
と書いていらっしゃることですが、実はA先生がルミナルの話を持ち出したのではありません。
私がいろんな本(日本乳癌学会の「患者さんのための乳がんガイドライン」など信頼の置けるもの)を読んで、サブタイプの条件を自分なりに考えて、
「私はルミナルBなんですよね?」
などの言葉をA先生に投げかけた答えとしての、
「ルミナルBだろうけどルミナルAの治療をします」
発言だったのです。


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2018年05月23日

ありました!(←「乳がんプラザ」私の質問)

『乳がんプラザ』の田澤篤先生に、2016年9月ごろにお聞きした質問、見つけることが出来ました☆
見つけて改めて読んでみて、
『記憶というものはあやふやなものなんだな』
ということを思い知りました。

私は、私の乳癌について、「私の主治医のA先生以外の先生は全員、全摘を勧めた」と記憶していたのですが、
田澤先生のご回答を読むと、そんな単純に全摘を勧めたのでも、温存を勧めたのでもないんだな、ということがわかりました。

またどこかに行ってしまうのもあれなのと、私の質問なのでQ&Aをここに載せさせていただくことにします。
(ここから)

ルミナルAの治療でよいか

[管理番号:3748]
性別:女性
年齢:51歳

田澤先生こんにちは。

よろしくお願いします。

マンモグラフィフィー(縦、横、部分)、超音波(エコー)、針生検
(組織診)、MRIを受け、乳がんと診断されました。
今のところ以下の通りです。

○癌の種類は、浸潤癌
○大きさは、超音波では2.8cm、MRIでは3cm
○しこりの数は、1個(エコー、MRI)
○異型度(グレード)は、2(腺管2核異型2細胞分裂2)
○ERは陽性99%
○PgRは陽性70%
○HER2は 1+(陰性)
○ki67は 20%(80/440)
以上です。

ステージⅡA、ルミナルBのようです。

画像が割と境界がはっきりしているせいか、
手術(温存)を勧められ、その際、リンパ節に転移が3個以上あればリンパ節郭清、2個以下なら放射線照射を提案されました。

手術後3週間で癌の詳細がわかり、その後さらに2週間でその後の治療方針がわかり、患者が選ぶことになるそうです。

温存で取り切れれば、その後は
○温存+放射線+ホルモン療法
取り切れなければ、
○さらに手術(全摘)
あるいは、
○手術はもうしないで放射線治療
ということになる可能性がある、という説明を受けました。

画像ではしこりは私が見ても境界線のはっきりした丸でした。

主治医の先生は、「ルミナルBにはなりますが、ルミナルAの治療をします」とおっしゃいました。
田澤先生も温存になさいますか、それとも全摘になさいますか。


田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「田澤先生も温存になさいますか、それとも全摘になさいますか」
⇒物事はシンプルに考えましょう。

 「温存か全摘か?」というのは
 ①MRIを含めた拡がり診断から、(温存した場合の)整容性が保たれるか?
 ②患者さん自身が「温存を希望するのか?」

 この2点できまります。その他の条件(サブタイプもステージも何ら関係ありません)

 と、いうことで…
 (画像診断上で温存が可能との判断があるようなので)「温存もできますよ」と提案はします。
 ♯最終的に、(術後の放射線照射が必要である事などを含め)ご本人が決めることなのです。

○ちなみにKi67=20%は「そもそもルミナールA」だと思います。


(ここまで)
その後、私がどうなったか、次のブログで思い返すことにします。
回答くださった田澤先生、そして手術&抗がん剤処方&ホルモン療法をしてくださっている主治医のA先生、
ありがとうございます。
1年半経ち、私はなんとか元気です☆


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posted by ゆま at 19:50| 東京 ☔| Comment(0) | 抗がん剤治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月22日

以前『乳がんプラザ』にした質問が見つからない


乳癌と診断されたら『乳がんプラザ』で勉強すると、良いと思います。
乳腺外科医の江戸川病院の田澤篤先生が質問に精力的に答えてくださっています。
私は2016年に乳癌と診断されて、田澤先生に質問してみました。
質問するには、問い合わせフォームに入力しなければならないのですが、一回目に質問しようとしたら、すぐにクローズになってしまってできませんでした。
『おお、質問しようとしている人が大勢いるんだ!!。みんなオープン時間になるのを待ちかねて入力しているんだ!!』
と驚き、私も頑張って質問しようと闘志を燃やしました。
そして、あらかじめWordに質問内容を吟味して書き、それをコピーしておいて、時計を見てオープンになるや否や問い合わせフォームを開いて質問内容をペーストしたのです。
無事質問できた時は、ほっとしたものです。
田澤先生のご回答も端的で感謝しました。(内容は全摘を勧めるというものでしたが、納得のいくものでした。←なにしろ私の乳癌については、私の主治医以外の先生は全員全摘を勧めましたから)
で、ですねえ。。。
そんな渾身の質問とその回答を見つけだして久しぶりに見ようとしたのですが、見つからないんです。。。。
きっと3500番台~4000番台にあると思うのですが。。。
どこかに番号を控えたはずだし、なにしろあらかじめコピーしたWord文書が私のパソコンのどこかにもあるはずなんですが、どうしても見つからないんです。。。。

どこにいっちゃったかな。。。

乳がんプラザの質問が年月日で検索できると良いのにな、なんて思ってます。(←自己都合ですね。。。)
見つかったら、ブログに貼り付けることにします。






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posted by ゆま at 23:47| 東京 ☀| Comment(0) | 抗がん剤治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月21日

『がん漂流』


エブリスタという小説投稿サイトがあります。
半年ほど前に、石田衣良さんがユーチューブで講師をつとめていたのを見て知りました。
私はそこで、ひびき薫さんとおっしゃる乳癌のノンフィクション小説『がん漂流』を見つけ、読むようになりました。
大変文章力のある方で、敵わない表現力だな、と脱帽したり、気持ちに共感したり、とにかくぐんぐん引き込まれて行ったのです。
毎日更新されるのが待ち遠しかったです。
しかし、あるときぷっつりと文章が途絶えてしまいました。
途絶えただけでなく、削除されてしまっていて、愕然としたとともに、ひびきさんの気持ちが深く傷ついてしまったのだと思いました。
色々な要因が重なったのかと思いましたが、ひびきさん、再び筆をとってくださいと願いました。

そして、ある日、また書いてくれるようになったのです。 

ですので以前の文章がないまま、途中から読むことになるのですが、ひびきさんの今を読むことができます。
私が今一番応援している作家さんです。
毎日確認し、更新しているときには、『がんばって!』『がんばって!』と思いながら拝読しています。。。。


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2018年05月20日

希望なく入った個室の差額ベッド代は払わなくてよい

私が今一番信頼している患者会の代表者は、山口育子さんとおっしゃる方です。
大阪のCOLM(コルム)という患者会を率いて相談なども受けていらっしゃいます。
半年ほど前にこの方の講演をお聞きし、(いつものように)質問もして、
すごい方が世の中にはいらっしゃるんだな、と思った次第です。

(ちなみに私は質問力(?)があるので、講演会の会場で、
あらかじめ質問を書いて主催者に渡しておく方式の質疑応答では、
今まで100%採用されています。)
(その時の質問は確か、「患者会のピアサポートで、質問を受ける側の心のケアはどうされているのか」というものだったと思います。)

で、山口さんもFacebookで情報を発信してくれているのですが、今日の情報は入院する人にとって、すごくありがたい情報でした。
(ここから)

差額ベッド料について、厚生労働省が新たな見解を加えた通知を出しました!! これまで相談で最も多かった苦情が「ほかに空きベッドがない」という理由で入室した場合で、これまでは同意書を出していれば支払いの対象になっていたのです。
ところが、2018年3月5日付の「保医初0305第6号」の通知で、「病棟管理等の必要性から特別療養環境室(差額ベッド料の必要な病室のこと)に入院させた場合」の例示として、「特別療養環境室以外の病室の病床が満室であるため」という場合は請求できないと明記されています。つまり、3月5日以降、「空きベッドがない」という理由で同意書の提出を求め、差額ベッド料を請求することはできなくなったということです。

(ここまで抄)

根拠となるのはこの通知「保医初0305第6号」です。↓


厚生労働省から出たこの長い一部改正文の14ページ以降に書いてあるようです。

お役所の通達や通知や条文は、探し出すのに一苦労しますから、いつか私が長期入院することになって、大部屋が開いていなくて、意に反して個室に入ることになったときに、ブログのこのページを思い出すことにします。
……病院経営者側にとっては、びっくりの通知だったようですが。。。。


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マイクロパピラリーと乳房とリンパ管やリンパ節の絵

私の癌はインベイシブマイクロパピラリーカルシノーマ(Invasive micropapillary carcinoma)というのなのだけれど、
インベイシブ(invasive)は「浸潤性」
カルシノーマ(carcinoma)は「癌」
残りのマイクロパピラリー(micropapillary)はなんだっけ。

と思って「インベイシブマイクロパピラリーカルシノーマ」でGoogle先生に聞いてみた(Google検索してみた)ら、およよ。
私の2017年6月19日のブログが一番上にヒットするではありませんか。
堀井先生のご説明をコピペさせていただいたものでした。久々に(1年ぶりに)自分の昔のブログを見ました。。。

おおそうだったそうだった、と記事を読みながら思い出した後、もう一度「マイクロパピラリー」だけで検索をかけてみたら、
田澤先生の「乳がんプラザ」Q&Aにそのものずばりの質問が載っていました。
そして、いつも通りに田澤先生は、端的にびしっと、以下のように回答されていました。
(ここからコピペ)

「あとmicropapillary とはどういう意味でしょうか?」
⇒微小乳頭がんです。

 「癌細胞が茎を失い、ばらばらな方向を向いている」構造をしています。
 ただ、それだけです。無理やり「予後に関係づける」必要はありません。


(ここまで)

この質問者の方は、お母さまの乳癌でマイクロパピラリーという記述がネット情報では予後不良ばかりで不安だ―、という質問のようでした。この点に関し、私の主治医も田澤先生も

「症例がそもそも少ないんだから予後のことは気にすんな」

ということで同意見のようです。あな嬉しや。

さて、おっぱいの図に関しては、このドイツの図が私にはいちばんわかりやすいなーと思います。どうでしょうか。

gan.png

私の場合、すでにリンパ節に転移ありでしたが、リンパ節もこういう感じなんですねー。

この図を見たうえで、以下の相楽病院のサイトの図を見ると、余計わかり易いです。

sagara.gif



ということでおさらいでした。


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2018年05月19日

救命講習会

東京消防庁のやっている救命講習会というのがあります。
色々な種類があるようですが、この間、普通救命講習を受けました。3時間コースです。
3年間有効なので、3年ごとに受けるのですが、内容が進化したり変化したり、救命にもトレンドがあるようです。

私が初めて救命講習を受けたのは、高校生のころだったかな。
東京消防庁か日赤かがやっていたのですが、
まーそのころの講習は、難しかったです。
知らない人と二人組になり、
「バディー!!」
と叫ばなくちゃならなくて、こっぱずかしいやらなんやらで、ちっとも頭に入りませんでした。
しかもそのころは、口移しの人工呼吸で、人形相手とはいえ、
「人命救助はばっちいな」
と思ってしまいました。
また、胸骨圧迫も、場所(位置)の取り方や、リズム、胸骨圧迫の回数と人工呼吸の回数など、
複雑でわかりにくいなーと思いました。

しかし、その後、段々と一般人にもわかりやすく改良されて、3年前に受けたときは人工呼吸の時に口を覆うマウスピースもお土産にくれて、
また、「人工呼吸は無理にしなくても良い。胸骨圧迫をよろしく」というふうだったので、かなり人命救助に前向きになれる気がしました。

そして今回。
またちょっとリニューアルされていて、「胸骨圧迫のリズムが100~120/分で30回。人工呼吸2回」これを救急車が来るまで続ける、ということになっていました。3年前は、胸骨圧迫をしながら「もしもしかめよかめさんよ」を歌うと、ちょうど良いリズムになり、しかも、1番を歌えば約30回で切りも良い、ということでしたが、今回は「アンパンマンの歌」でちょうど良い、ということでした。
oukyu_tejun-pic_04.gif
実技で何回も人形相手に胸骨圧迫したのと関係あるかわかりませんが、3時間が終わるころ、胸のあたりが急にさし込んできて痛くなり、
『ここで私が倒れたら、シャレにならないわー』
と強く思いました。
しかし、本当に冷汗が出てきてどうしようかと思いました。

帰り道、ゆっくりゆっくり自転車を漕いで、職場に行ってその話をしたら、
「倒れたら、順番に全員が胸骨圧迫してくれただろうねー。それだけは絶対避けたいねー」
と言われました。

私は縄跳びで綾跳びをすると胸がキューっと痛くなってしばらく治らなくなるのですが、ちょうどそんな感じだったです。
心臓じゃなくてよかったー。
ayatobi.jpg

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2018年05月18日

日本乳癌学会学術総会

日本乳癌学会学術総会が開かれています。
勝俣先生がFacebookで断片的に様子を語ってくれています。
それによると、なかなか問題点もある(製薬会社共催のセミナー等)ようです。
6月にはアスコーもあるし、
なにより癌治療が再びの過渡期に入っているような気が、わたしにはしてなりません。。。

っていうか、もう誰も私の頑張ったdose-denseについて何も言ってくれない(つまり効果がないわりに副作用が大きすぎるってことを暗に認めている)のが全く持って不満だ。。。

って言うことも含めて、癌治療の急激な変遷というか、インチキとインチキでないものの間というか、を実感しているのでございます。

日本乳癌学会学術総会には、私が職場復帰していなければきっと京都に駆けつけたのでしょう。明日も市民講座があるので、行こうと思えば新幹線に飛び乗れば行けますが、もう日々の生活につかれちゃって行く気力もありません。。。
6月の癌患者団体支援機構の総会も、7月のがん哲学外来市民学会の富山セミナーも、ちょっと無理そうです。行くの。。。


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